ホクロと悪性腫瘍の判断について
最近ホクロが急に大きくなったり、ホクロの数が増えてきたなど心配になったら、皮膚科や形成外科で診断を受けてみましょう。大体は良性腫瘍なのですが、なかにはホクロの色・形に似た悪性腫瘍であるかもしれません。この場合は、美容的治療ではなく、しっかりとした治療を行う必要があります。
ホクロの治療方法について
ホクロの治療方法には、皮膚を切除してホクロを除去し傷口を糸で縫合する方法と、ホクロを焼くもしくは刳り抜くなどして除去し、傷口をクリームで治療する方法の2種類があります。ホクロの大きさが0.5センチ以上ある場合は切除する方法が一般的です。このようにホクロ除去には外科手術が行われ完治するまで最低90日は要します。また治療期間中は紫外線に当たらぬよう注意する必要があります。それぞれのホクロ治療方法について詳しく紹介していきましょう。
切除縫合によるホクロ除去
切除してホクロを除去し、傷口を糸で縫う治療法です。この方法がとられるのはホクロの大きさが0.5センチ以上ある場合に適しています。メリットは根本からホクロを除去するため、再びホクロが出てくることがないと言うことです。しかし、切るため傷跡が若干残ってしまいます。顔のホクロを除去した場合、治療直後は、切り傷がはっきりとあり、傷口が目立たなくなるまでに半年以上はかかります。傷跡は女性の場合、簡単なメイクで隠すことが出来る程度となります。
刳り抜いてホクロを除去
ホクロの形状にあわせてくりぬき除去します。ホクロの根本から刳り抜くので、再びホクロが出てくる心配はありません。ただし相当深い傷口となるため治療に時間がかかります。また、完治後傷口が陥没してしまいます。0.5センチ以上のホクロには適していません。小さなホクロ除去に適しています。
レーザーによるホクロ除去
ホクロの色素に対してレーザーによる照射で破壊していきます。ホクロの色素のみを対象とするため周囲の肌を傷つけることがありません。傷口の回復が早く、傷跡ができないメリットがあります。しかし、一度で全てのホクロを除去することは殆ど出来ず、数回行う必要があります。また、色素のみ取り除きますので、盛り上がりはそのままとなります。再発する場合もあり、小さく、凸のないホクロに適しています。
電気メスによるホクロ除去
電気メスでホクロを除去する場合、浅く切り取ることが出来るので、回復が早く、傷跡も残りません。比較的大きなホクロでも行うことが出来ます。また、毛のある部分のホクロ除去に関しても毛根を残したまま除去できます。
ホクロ除去の健康保険適用について
治療目的のホクロ除去においては保険が適用されますが、美容目的の場合は保険適用外となります。これは皮膚科、形成外科など病院による区別はありません。両者の境界については、悪性腫瘍や悪性の疑いのあるもの、またはホクロのサイズが大きく、さらに盛り上がりがある場合は治療目的と捉えられることが一般的です。
一方、小さく平坦な良性ホクロで、取り除く必要が見られないといった場合は美容目的として捉えられることが多いです。ホクロ除去に関する保険適用についてはっきりと定義されていないため、医師に相談してみることをオススメします。
足の裏や手のひらのホクロについて
足の裏や手のひらにできるホクロは良くないと言われています。その理由に悪性腫瘍になりやすいという点があるためです。しかし、実際良性のホクロが悪性腫瘍に変化することは稀のようです。もし突然大きくなったり増えたりしたときは、念のため皮膚科や形成外科へ診断しにいくとよいでしょう。
ホクロから生える毛について
ホクロから毛が生えるのは良性であることの証です。心配する必要はありません。しかし、見た目があまりよくないため、抜いてしまおうと考えるかも知れませんが、ホクロから生えている毛を抜くと、そこから悪性に変化してしまうきっかけとなるので抜くのは止めましょう。気になる方はハサミで切りましょう。
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